魔王のとある一日

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区切りがよさそうなので、ここで紹介しよう この銀髪の男の名は「リドヴァ・リング・レイヴ」これでもれっきとした「魔王」である。 そしてここからは「レイヴ」視点で話を進めていこう ――― ―――― ――――― 俺はレイヴ、魔王だ そして今今日の仕事を終えて何をしようかと考えていると ?「ちょっと、まだ終わってないでしょ!」 と部屋のドアの方から声が聞こえた そこには俺と同じ髪の色をした女の子が立っていた 俺の妹リーシャだ リーシャ「野良魔物がでた『魔界の門』ってここから一番近いじゃない、日帰りで行けるわよ」 レイヴ「いや、つっても俺朝から書類と格闘してて、疲れてんだよ。だから明日でもいいかな~って」 俺がそう言うとバンッ、と机を叩きながらリーシャは言った リーシャ「なにいってんの!そんな理由で行かず、手遅れになったらどうするの! そんなふうに地上の人達の不安を煽るような事して地上と国交途絶えたらどうするつもり?」 俺は「うっ」となってしまった たしかに、地上には面白い物がたくさんあるんだよな~…
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