10/10
前へ
/230ページ
次へ
中から出てきたのはと不気味なホッケーマスク これは昔この夫婦が古い遺跡を荒らしたときに見つけて記念品として残していたものだ。 「闇の世界の王の金字塔を示すマスク」 男はそう呟きそれを直接触らないようにしながら布で仮面の縁を持つ。 そのマスクは闇に落ちたとある人のマスクで名を呼ぶことすら恐れられている。 そしてそのマスクは呪いがあり絶対に外すことはできず、どのような強大な力を使っても壊すことも出来ない。 至ってシンプルだがどんな顔の形をしている人でも顔の皮膚を焼いて溶かせばくっつき、死ぬもしくはそれ以上の呪い…死の呪い並みの呪いで上乗せしたときに初めてはずすことができる。 そして女が魔術を詠唱し手から火を出して……
/230ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加