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「ああ!!どうして振っちゃうかな?エルザと変わりたいぐらいよ」
「そうよ、どうしてまた振っちゃったの!?そうして何度も踏みにじって!!」
おいらは何やらお嬢様が周りの女子から非難の声を浴びさせられているところに出くわしたようだ。
それにしても振った?踏んだ?おいらには何のことやら理解出来ない。
おいらが考え事をしているとそんなおいらをお嬢様が見つけて
「ああっ!!ほらほらあたしもう帰る時間だ。
そこに迎えも来し、なんかどうしてもあたしと一緒に帰りたいみたいなのよ。」
お嬢様はそう言っておいらを指差す。
そんなこと言ってないし、お嬢様はおいらをいつも置いて先に帰るので思ってもいない。
だがお嬢様は
「あたしと帰りたいんだよねぇ~」
と言いながら女子の輪から出てくる。
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