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その日の夜、男は妻が出産で体力が無く弱っているのを知りながら無理を言って話し合いをしていた。 「どうしてあんな子供が…わっ私はあんな蛙のような子供認めんぞっ!!」 「当たり前でしょ!!あたしだってあんなの嫌よ!! ああ、あんな醜いモノがあたしの中から……きゃあああああ!!!」 女は自分の肩を抱き震え上がる。 「畜生!!あんなのが生まれたのがさっきだってのに噂があちこちにまでいってやがる」 「あなた…殺すことはできないの?」 女は疲れて血の気が引いている顔で残酷な事を言う。 「無理だ。例え殺しても死体で裏付けされるし、第一噂が消えない」 「じゃあ、じゃあどうすればいいっていうの!?」 女は声を張らげて男に言う すると男は口角を吊り上げて言った。 「此処に捨てるのさ」
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