おじいちゃん

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二人はまだ見つめ合っている 正確に言うとデニスが真っ直ぐ見てくるからアリッサは目を離せないのだ 「アリッサ」 デニスがそう口を開けた瞬間 ディックの我慢は限界に達した バンっ 「だー!!離れろ!!!」 ディックはドアを勢いよく開け二人の間に割って入った 「!?おっおじいちゃん!? 何でっ…」 「え、おじいちゃん?」 アリッサの言葉に デニスは青ざめる 「貴様におじいちゃんなどと 気安く呼ばれとうないわい!!!」 クワッとデニスを睨む 「ひっ…ごめんなさい!」
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