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「デニスを悪く言わないで！！
デニスはとてもいい人よ！
優しくて面白くて一緒にいて幸せだわ！！
デニスのこと何も知らないくせに
悪く言わないでよ！！」
アリッサはディックに負けじと大声で叫んだ
しかしディックの
表情は変わらない
険しいままだ
「…アリッサよ
お前は立派なルーダーになるんだ
恋愛などしている暇はないんだよ
なんならおじいちゃんに
愛をくれたらいいじゃないか
そしておじいちゃんと一緒に仲良く暮らそうじゃないか
アリッサはおじいちゃんのことが大好きだろ？」
ディックの顔は穏やかなのに
言葉は深く病んでいた
まるで自分とアリッサが
全てだと言ってるかのような言い方はとても気持ち悪くディックに不信感と恐怖をもった
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