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あれから午前中は生徒会室でお昼寝していて、今はソファーで颯真くんに膝枕をしてもらいながら寝てる。
ちなみに僕と颯真くんは同じクラスで神谷くんが他のクラスで、相楽くんと双子が2年で同じクラス。
神谷くんは待ちきれなかったのか相楽くん達を連れて先に食堂に行くって連絡がきた。
ちなみに颯真くんは僕が寝てて動けないから、ずーっと頭を撫でてくれてる。
うん、気持ちぃ。
僕は頭を撫でられるのが好きで颯真くんに膝枕してもらってる時は必ず頭を撫でてもらう。
ちなみに膝枕は颯真くんとあともう1人の子にしかしてもらったことがない。
今はもう昼休みだけど、正直食堂に行きたくない。
理由?
そんなの決まっている。
食堂には殆どの生徒達が居る訳で、僕達生徒会が行くと騒がれて仕方ない。
昼食くらいゆっくり食べさせてほしいんだけどね。
ここで食べても良いんだけど…後で神谷くん煩そう。
『ヤダなぁ~』
何も言わないまま僕の頭を撫でてくれてる颯真くんをこれ以上待たせるのは悪いし。
仕方ないと思いながらゆっくりと上半身を起こした。
『そろそろ食堂に行こっか』
「…あぁ」
出来れば食堂に行きたくなかったから無駄な抵抗だとは分かってたけどゆっくりとした足取りで向かった。
「…行きたくないのか?」
颯真くんから話しかけてくるなんて珍しい。
そんなに僕って分かりやすかったのかな?
『人が多い所と騒がしいのは好きじゃないんだよね』
「生徒会室で食べるか?」
『んぅ~…。いずれ転校生には会わなきゃいけないだろうし…良い機会だよ』
内心嫌々ながら歩いているとあっという間に食堂の扉の前に着いてしまった。
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