天涯孤独のようです

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───五分後─── (;<●><●>)「落ち着きましたか?」 (;><)「はいなんです……」 (;<●><●>)(泣き止んだけど……… この子は一体………) 今私の目の前にいる子には 耳があるはずの部分に ヒラヒラした、薄い膜のような物が付いている それに 『人間に』とか『人間が』とか言っていた そもそも人だったらこんな沖の方に来ないだろう 私のことを『悪魔の子』とか言わないし……… ( <●><●>)(うーん……) (;><)「あ、の………」 ( <●><●>)「え、あ なんでしょうか?」 (;><)「なんで人間がこんなところで浮いてたんですか?」 ( <●><●>)(また『人間が』って) ( <●><●>)「ちょっと…… 死のうかな、と」
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