いつもの1DK

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「ご飯はいる?」 お好み焼き2枚と、味噌汁を啓太の前に置いた。 「いる!!」 「分かった。冷めるし、先に食べときな。」 「や、なみちゃん待っとく。」 「…んじゃ、あと2枚焼いてくるね。」 --------- 「いっただきまーす!!」 「どうぞ。足りなかったら、まだ焼くから。」 「うん。やっぱ、なみちゃんのお好み焼きは美味いなぁ。今日は、シーフードも入ってるし♪」 「ありがとう。」 少し照れながら、伶子は言った。 いつも啓太は『おいしい』って誉めてくれる。大学1年の頃からだ。でも、いまだに誉められると照れてしまう。 …また、作ろうって思ってしまう。
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