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弘「清華か。別にため息ぐらいいいだろ?」
名前は藤原 清華(ふじわら せいか)と言う。ついでに弘貴の幼なじみである。
清「ダメなの!だから、ヒロは嫌われるの!もっとシャキッとしなさい!」
歩きながらも、弘貴の背中からビシッ、バシッ、と言う音が聞こえる。
弘「わかった、わかった。で、清華はなんか予定でもあるの?」
清「今日はちょとカードでも買いに行こうかと…。」
弘貴に遠慮してか、さっきより少し声が小さくなった。暇だった弘貴は、
弘「ふーん。暇潰しにはなりそうかな。」
適当に答えた。
清「ついて来るの?」
驚いたように清華は尋ねた。
弘「どうせ暇だし。」
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