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「ねぇねぇ。あの先生、裏表めっちゃありそうじゃない?」
HRが終わり、萌と弥生の3人で学校近くのカフェに来ていたあたしは、さっきの違和感を早速話した。
「そりゃー、多少の裏表はあるんじゃない?あたしだって、バイトしてる時と今じゃあ、違うわよ?」
萌が、パフェの上に乗ってたポッキーをかじりながら言う。
「ギャップという、素晴らしい響きよ」
弥生がプリンを一口食べながら、萌に負けない妄想ぶりを発揮している。
「いや、まぁ‥。そうなんだけどさ。また、そういうのとは違うような‥」
あたしは、何とも言えなくて、言葉を濁した。
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