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ラーク
「まずい!!」
ゴロツキ村の女
「…こぉんの青二才がぁ…なめた事言ってっとシバくぞコワッパァァアア!!」
ラーク
「やっぱり二重人格だな」
(小声で真面目に)
セブン
「賑やかだな」
ゴロツキ村の女
「ん?セブンか…。もう仕事は終わったのかい?」
セブン
「あぁ…簡単すぎだ」
ナレーター
『この女、名はセブン。自分は男だと言い放っている。女にしか見えないが、男よりも強い、胸も小さい為、本当に男だと思う輩も多い。武器は拳銃。職業は殺し屋。魔物、エルフ、人間問わず、金さえ払えば殺してくれる。超極悪人である。ゴロツキ村の女推定年齢30歳二重人格から仕事を貰っている』
ラーク
「むしゃむしゃ」
セブン
「誰だこいつ?盗賊か?」
ラーク
「もぐもぐ…おェハゆぅしゃダ」
(食いながら喋ってる)
セブン
「…今…勇者って聞こえだが…気のせいか?」
ゴロツキ村の女
「気のせいじゃないよ」
セブン
「馬鹿かアホウか?」
ラーク
「俺は馬鹿でもアホウでもなぁぁい!!俺は勇者で、魔王を倒す為に旅をしている!!そうだ!?この村に魔法使いはいないのか!?仲間にする!!」
セブン
「馬鹿でアホウだな」
(ボソッと)
ゴロツキ村の女
「この村に魔法使いなんていやしないよ。やばい仕事をして、金を稼いでいる奴らばっかりさ」
(呆れ)
ラーク
「ちっ、使えねぇ」
ゴロツキ村の女
「テンメェコラァ、表に出ろや糞がぁ!!」
セブン
「シワ、増えるぞ」
ゴロツキ村の女
「なっ!?くっ…、はぁ~ふぅ~」
(深呼吸)
ラーク
「んじゃ、俺は先を急ぐんで」
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