1STAGE 俺は勇者だ!!

4/9
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
  ラーク 「まずい!!」 ゴロツキ村の女 「…こぉんの青二才がぁ…なめた事言ってっとシバくぞコワッパァァアア!!」 ラーク 「やっぱり二重人格だな」 (小声で真面目に) セブン 「賑やかだな」 ゴロツキ村の女 「ん?セブンか…。もう仕事は終わったのかい?」 セブン 「あぁ…簡単すぎだ」 ナレーター 『この女、名はセブン。自分は男だと言い放っている。女にしか見えないが、男よりも強い、胸も小さい為、本当に男だと思う輩も多い。武器は拳銃。職業は殺し屋。魔物、エルフ、人間問わず、金さえ払えば殺してくれる。超極悪人である。ゴロツキ村の女推定年齢30歳二重人格から仕事を貰っている』 ラーク 「むしゃむしゃ」 セブン 「誰だこいつ?盗賊か?」 ラーク 「もぐもぐ…おェハゆぅしゃダ」 (食いながら喋ってる) セブン 「…今…勇者って聞こえだが…気のせいか?」 ゴロツキ村の女 「気のせいじゃないよ」 セブン 「馬鹿かアホウか?」 ラーク 「俺は馬鹿でもアホウでもなぁぁい!!俺は勇者で、魔王を倒す為に旅をしている!!そうだ!?この村に魔法使いはいないのか!?仲間にする!!」 セブン 「馬鹿でアホウだな」 (ボソッと) ゴロツキ村の女 「この村に魔法使いなんていやしないよ。やばい仕事をして、金を稼いでいる奴らばっかりさ」 (呆れ) ラーク 「ちっ、使えねぇ」 ゴロツキ村の女 「テンメェコラァ、表に出ろや糞がぁ!!」 セブン 「シワ、増えるぞ」 ゴロツキ村の女 「なっ!?くっ…、はぁ~ふぅ~」 (深呼吸) ラーク 「んじゃ、俺は先を急ぐんで」  
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!