1人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
ゴロツキ村の女
「ちょ、ちょっと待ちな!アンタお代がまだだよ!」
ラーク
「あっ、そうだった。確かこっちの袋に……袋に…ふ く ろ に……無!!あぁ~破けてらぁ。さっき破けたんだなぁ」
ゴロツキ村の女
「うがぁぁああ!!」
セブン
「しわ」
ゴロツキ村の女
「はっ!?はぁ~ふぅ~はぁ~ふぅ~……それじゃぁ、仕事して貰うしかないね」
ラーク
「嫌だ!」
(ドーン)
ゴロツキ村の女
「くっ…ア、アンタ、一文無しなんだ、金を稼いで貰わないとねぇ」
(イライラプルプル)
ラーク
「勇者の俺がなんでそんな事しなくちゃいけない!!」
(ドドーン)
ゴロツキ村の女
「だ~か~ら~、飯代を…」
(イライラガマンガマン)
ラーク
「はぁ~仕方ねぇなぁ…。何すればいいんだ?」
(いばって)
ゴロツキ村の女
「ど……ドタマかちわってやらぁぁあ!!」
セブン
「シワが増えたぞ」
ゴロツキ村の女
「セブンテメェも、あの世にいきてぇのかぁぁあ!!」
セブン
「逝きたくはないな」
ラーク
「お~い早く仕事教えてくれよ。俺は急いでるんだ」
ゴロツキ村の女
「ふふふざけやがってぇ!…はっ!?…フッ…お前の仕事はこれだよ!」
(はっ!?で思い出す)
ラーク
「なんだ?」
ゴロツキ村の女
「このゴロツキ村からずっと北に、洞窟がある。その洞窟はこの村から、北の村に行ける最短の道だ。今洞窟は、魔物達のかっこうの巣になっているんだ。だからアンタに、その洞窟にいる魔物達を廃除してもらう」
セブン
「これはかなり、難易度高いな…」
最初のコメントを投稿しよう!