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セブン
「お前名は?」
ラーク
「あっ?まだ名のてなかったか!俺はラーク!勇者だ!」
セブン
「ラーク…ヒバリと言う意味もある…」
ゴロツキ村の女
「確か、ヒバリが後継者に自分の名前を授けたって…」
ラーク
「後継者?…血は繋がってねぇが、ヒバリは俺の親父だ!」
ゴロツキ村の女
「こんな奴が…信じられない…」
セブン
「確かに…。だが、ヒバリ盗賊団の縄張りは、この村から遥か北の山の中だ…。あの洞窟を通ってくる…。こいつの言っている事は全部本当かもしれないな…。ヒバリ盗賊団の後継者…」
ラーク
「俺は勇者だぁぁああ!!」
セブン
「…これは嘘だ…」
ゴロツキ村の女
「アッハッハッハッハ!!アンタ、ホントにおかしいねぇ!!お代はいらないよ!!それと、これが仕事の駄賃だ!!」
ラーク
「そんな物いらん!!俺は勇者だ!!困ってる人を助けて当然なんだ!!」
ゴロツキ村の女
「アッハッハッハッハ!そうかいそうかい!ならこのカネは、勇者様へ私からのプレゼントだ!貰ってくれるかい?」
ラーク
「うっ…贈り物なら仕方ねぇ…。ヒバリが女からの贈り物は大切に貰えって言ってたしな…」
ゴロツキ村の女
「アッハッハッハッハ!大切に使っておくれ!そうだ!アンタ、仲間を探してんだろ?なら、このセブンをお供に連れて行ったらどうだい?中々腕のたつ奴だよ!」
セブン
「なっ!…俺は…」
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