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それからどういうわけか
話が弾んだ?みたいで
と言ってもほとんどこうたが
話し続けてるのだが、
こうたの家に居る俺。
こんな会ったばかりの俺を
ましてや殺人犯の俺を
部屋に招くなんて不用心すぎる
俺が守らなければ、なんて
一瞬思ったがやめた。
殺人犯に人を守れるわけがない
もし俺が殺人犯だと知ったら
こうたも俺を軽蔑するだろう。
・・・俺は、
俺はこうたを愛してしまった
だけど俺は恋愛なんてできない
一人の人生を終わらせてしまった
自分だけ好きになんて生きれない
ましてやこうたは男
叶うはずなんてないんだ───
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