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「あれ?ありおかくん?」
「え?・・・いのおくん?!//」
「もしかして傘ないの?」
「あ、うん・・」
「仕方ないな~。はい」
「え?でもいのおくんが
濡れちゃうじゃん!」
俺に傘を差し出してくれた
でもそれじゃいのおくんが・・・
どーせなら一緒に帰りたい
なんて、欲張りすぎたら
バチ当たるかな・・・?
「俺はいいの
ありおかくんが風邪引いたら
俺が困るんだよ//」
「え?それってどういう・・・」
「あー!//もう、
つまりこういうこと!!」
え?え?え???
いきなりのことすぎて
頭がついていかない
え?俺抱き締められてる??
「え?あのっ、いのおくん?」
「好きだよ、」
「え?なにが?えっ?」
「だから、俺ありおかくんが
好きなんだ・・・」
「・・・・・」
「あ、ごめんいきなり
こんなこと言われても
困るよな、ごめん忘れて」
「ちょ、待って!いのおくん!」
「ん?」
"スキ"たったこの2文字が
喉の奥でつっかえて出てこない
がんばれ、自分
言え!言うんだ!
「何?」
「あの、俺・・・」
「うん」
「俺、いのおくんが好きです」
「・・・まじ?」
「まじ、です//」
「・・・よっしゃー!」
「(びくっ!) あ、あの」
「今日から彼氏彼女ね♪
よろしく、"だいき"!」
な、名前で///
と言うか・・・ほんとに?
「ほんとに、俺でいいの?」
「ばかだなーお前じゃなきゃ
だめなの!な?」
「うぅ・・・ッ(泣)
いのおくんー!//」
「はいはい、よしよし」
「うぅー・・ッ いのおぐん゙
好゙ぎだよ゙ぉ・・・//」
「もー泣きすぎ(笑)
俺も、愛してるよ。
帰ろっか。」
こうして俺、ありおかだいきの
初恋は無事実りました
みんなにはまだ内緒だけどね?
え?傘?それは、その、
相合い傘//して帰ったよ?///
雨も悪くないね、
-END-
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