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あてもなく、ただ歩いている
真冬の気温は、俺の心を
冷やすのには十分すぎた。
このまま生きていたって
意味なんてあるのだろうか?
俺には生きる価値なんてない
何故なら、俺は、人を
コロシテシマッタノダカラ──
事故とは言え、俺はもう
ただの人殺しなんだ
嘘をついて生きる器用さも
罪悪感を背負って生きる精神力も
俺には、ない
いっそこのまま死んでしまおうか
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