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みーこさんとは誰なのだろう。 むしろ、私をみーこさんの部屋で泊めてくれないのかしら。 「え、僕がお嬢様を襲わないか心配? 何を馬鹿な事を言ってるんですか、仕事の時にそんな事をするほど僕は腐っちゃいませんよ。 ええ、はい、挨拶がしたい……みーこさんとあの子を会わせるんですか? あの子、死なないかな?」 最後の辺りは小さな声で言ったのか、この時の私が分かりませんでした。 戸が開くと探偵さんが気まずそうな顔が伺えた。 「お嬢様、彼女がアッサムを奢ってくれるそうだからお礼と挨拶してくれ。」 「ごきげんよう、目白 萌絵です。なにと……」 ご挨拶の途中で顔を上げると探偵さんの後ろには純白のドレスを着た筋肉質のおじ様がまじまじとこちらを見ていた。 パクパクと鯉のように口をパクつかせ声にならない。 「あらー、びっくりして口が塞がらないってやつね。」
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