嘘つきは探偵の始まり？

事務員募集します。

「ドッキリ大成功ね。この年代の子は表情のコントロールが苦手だから本当に面白いわねぇ。」

みーこさんと名乗る人物は流麗で張り裂けそうな胸元、自分の目を疑うくらい無理矢理に肉体を服に入れ込んだ体

えー……オブラートに包む言い方を心得ないので申し訳ないのですが、みーこさんはオカマさんでした。

「こちらはみーこさんですよ。僕たちの味方ではありますから心配はいりません。
この人は金で友人を売るような真似だけはしませんから安心してください。」

安心しろと言われても
あからさまに怪しい隣人、実践派ヤクザさんみたいなオカマさん

「萌絵ちゃん…探偵さんがいい男だからって食べちゃ駄目よ。コレは私が予約してるんだからね。」

みーこさんの言葉に探偵さんの顔が心なしかどんどんと青くなっている。