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「こいつはどんな人生を歩むのだろうか…」
息子を見つめながら考える。
俺と同じ道は歩んでほしくないのが正直な所。
決して自分が歩んできた道が恥かしいとは思わないが、楽ではなかったのが事実。
まあまだ人生の半分来たのか来てないのか、わからんが振り返るとそんな所。
楽して生きて欲しいなんて思わない。
でもしなくて良い苦労はして欲しくない…
ただの親ばかかもしれないが、多分親なら誰でもそう思うはず。
そろそろ息子も後何年かで中学生になる。
俺の転機は中学生にあった様な気がする…
小学生までは自分で言うのは何だが、勉強はできてたし、スポーツも平均以上の事は出来ていた。
(忘れ物が多いとか、落ち着きがないとかはあったが…)
中学に入学し1年生までは結構学年上位に食い込む位の学力はあり、父親は特に俺に力を入れていた。
そこで部活(バレーボール)出会ったのだが、皮肉にもこれが非行への始まりだったのかも知れない…
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