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家に帰ると、1日の決められた勉強をこなすまで家を出してくれなかった親父。
家に帰る前に部活が出来るっていうのは俺にとって唯一の遊び場だった。
家に帰り部活の疲れで勉強しながら居眠りをする俺を親父は見て、部活に猛反対…
2学期くらいだっただろうか…
次の成績が一つでも落ちていたら、部活をやめさせると激怒していたのを良く憶えている。
母親は部活には大賛成だったが、父親は絶対の権限を持っているため、何も言う事はできず、泣きそうな顔で見ているだけ。
まぁ仕方がなかった。
部活と勉強の両立…単細胞な俺には絶対出来ない代物だ。
ましてや学年上位の成績を保てなんて…ハゲるわけだよ…
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