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(桜めいん!かな?)
今日もあたしは
テレビをつける。
普段のつまらない時間から
抜け出して夢の世界にいく。
『ん‐…やっぱりリ○ーンは神だよね!』
「ね、さくら、いつまで見てんのさぁ‐…祐理たちもう少しで来ちゃうよ?」
『だって‐…毎日三次元に居て辛いもん。二次元が恋しいんだもん。だからこうやってアニメ見て気を紛らわしてるんだよ。』
「…真剣な顔で言わないでよね。」
『でもさ、杏里も好きじゃんリ○ーン。』
「リボーン以上に大好きな人がいるの~」
…始まったよ。
あたしの大好きな友達の杏里。
最近彼氏ができたらしく
のろけ野郎になっている。
あたしは三次元の男の人の
どこがいいのかわからない
好きな人ができた事すらない。
三次元で恋なんて
するつもりもない。
杏里に
『三次元の男のどこがいいの?』
って聞いてみるけど
>「三次元の男っていうかー…祐理じゃないとダメって感じなのよね。」
毎回この返事。
二次元やら三次元やらの話を
しているうちに
インターホンが鳴った。
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