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いつも通ってる病院に着き、裕太は診察中
俺は待ち合い室でひたすら座って待っていた
先『北山さん?』
先生が待ち合い室に来て、俺の名字を呼んだ
太『あ、先生…
裕太は…?』
裕太が喘息持ちなのは知ってるが、
正直渉兄ちゃんや宏兄ちゃんみたいに上手く対処出来なかった不甲斐さで俺はヘコんでいた
“こんな時、兄ちゃんがいたら”
なんて考えていると
先生は俺の前にコーヒーを置いて、向かいの椅子に座った
先『…裕太君、
最近何か、気になったことありませんか?』
先生は俺の目を見ながら言った
太『あ、これ…
それから今日、病院も保育園も行きたくないって言ったんです…』
先生に手紙を渡しながら、今朝あったことを話した
先生は手紙を見てからまた俺を見て
先『裕太君の汗疹のような痒みの原因は、恐らくストレスですね』
太『ストレス…?』
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