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宏『高嗣、裕太先におやつ食べな』
高『は―い!』
高嗣は持っていたおもちゃを床に置き、椅子に座ってプリンを食べ始めた
一方裕太は、いつにもまして静かにその場を動かなかった
宏『裕太~??おやつだぞ~??』
リビングから返事は無く、仕方なく裕太の様子を見に行くと
裕太はおもちゃを片手に首辺りとお腹をずっと掻いていた
宏『裕太??
どうした、痒いか?』
裕太の前に座って、痒そうなとこを見ながら言った
裕『かゆい―…』
掻くのを止めさせようにも嫌がって止めない裕太
宏『ダメだよ裕太
あんまり掻いたら血出ちまうぞ?』
裕太のお腹と首は引っ掻き過ぎたせいか水ぶくれが出来ていた
健『終わった―!!おやつ―!!』
バタバタと2階から降りてきた健永
宏『健永、悪いけどついでに痒み薬取って』
健『え~、…はい!』
ポイッと投げてきた薬を見ると、
宏『お前…;;
これはワサビだわ!!
まったく…;;』
なぜかチューブのワサビを投げてきた健永
こいつの天然…早く治れ←
結局自分で動き、裕太に薬を塗ってやった
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