出会い

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~志季~               君は、授業が始まっても帰ってこなかった。 どこにいったんだよ木野ちゃん… 授業もあと20分で終わるそうしたら急いで探しに行こう。 『ガラガラ』 ドアが開く音。誰だいったい? 『木野さん…それに明星…』 「おい先公気安く木野さんなんて呼ぶな木野様って言え」 「碧やめなさい」 「木野さん明星なんかと一緒にいたら駄目よ。この子はできそこないよ」 「んだとてめぇっ」 「汚い言葉使い…醜いわねぇ木野さん」『バン…』 それは、驚く光景だった。木野ちゃんが黒板にひびをいれるなんて… 「お言葉ですが先生…私碧と好きでいますの。私の大切な仲間の碧を馬鹿にしないで下さいますか?」「いやでもだな…君みたいな優秀なこが明星と連むのは…」 「優秀なんかじゃありませんわ」 「嫌々だってあの県トップの恵花学院から来るなんて…」 えっ…恵花?あの恵花?すげぇよやっぱり君は、凄い… 「すげぇ」 「あの恵花?」 「ひゃぁすごっ」 「木野ちゃん凄い!今度俺にも勉強教えて」 「円華ちゃん!結野にもぉ」 「俺もっ」 「よろしくぅ」 俺、結野、律加、一樹の四人が立ち上がった。
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