恋愛感情?

7/9

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
~志季~ 俺は、はじめてみた時から円華が好きだったんだ… でも…俺なんかじゃ円華をずっと幸せにする事は、できない。せいぜい1年が限界だろう… 俺の心臓がもつのも… 「志季!」 「律加?どうした?そんな焦って」 「ちょっとこい」 俺は、律加に引っ張られ屋上の隅に行った。 「なぁに律加くん?もしかして愛の告白?」 「バカか?単刀直入に言う…お前木野が好きだろ?」 「なっ…えぇ!」 「やっぱりな」 律加は、ふと口元を緩ませる。 「志季、告れよ」 「はっ?嫌無理だって」 「大丈夫。多分木野もお前が好きだぜ!」 律加は、意地の悪い笑みを浮かべみんなの方に去っていった。 「円華が…俺を好き?」 嫌嫌ないな…うん!自惚れは、やめだ。円華なんかが俺を好きなはずないって… でも、もし好きだったら… 「バカだな俺」 俺は、みんなの方に走って行った。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加