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~円華~
まさか志季が私を好きだったなんて…
しかもキスしたいって…私なにいいよなんていってんのよ~
はっ…恥ずかしい…。
志季がじぃっとこっち見つめてくるし…
思わず
「なによ?」
可愛くない答え方しちゃった…
志季は、私を見て
「円華可愛い…」
そう言って抱きついてきた。
「なっ…ちょやめて…」
引きはがそうとしても志季は、私より10センチ以上背が高いだから抜け出そうとしても腕にスッポリうまって抜け出せない。
「俺には、勝てないよ…あきらめなぁ」
そう言ってニヤリと笑う。
悔しいけどその顔に『ドキッ』ときてしまった。
かっこよすぎだし…
「はっ…離してよ…」
本当は、離して欲しくないて思う…なんか落ち着いちゃうんだよね‥志季の腕の中…
「いーよ!」
「じゃあ離し…「そのかわり」
最後まで言う前に言葉をかき消された。
「円華からキスして?」
そう言ってまたニヤリと笑う。
「えぇ?!」
きっ…キス?私から?!
「無理だよっ」
「じゃあ離さない」
あぅ…私は、少し背伸びして志季にキスをした。
ほっぺただけどねっ
「口がいーのに」
少し不機嫌に口を尖らせる。
「むちゃいわないで!」
私は、志季の胸板をグイッと押して逃げようとしたが…手を捕まれ捕獲された…
「じゃあ俺からしちゃおっ」
といって私にキスをした。先のと違う激しくでも優しいキス…
思わず立てなくなる…
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