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~志季~
円華ちゃん脱走しちゃった。かわいーな本当に…
ツボるわー。
俺も、みんなの元に戻るため、階段を脱出で上った…
でも体がおかしい…いつもより重い気がした。
その時俺は、確信してしまった。
俺は、後少しで死ぬだろう…
もって1、2ヶ月だ。
今は、夏7月のはじめだ。
冬頃には、俺はいないのだろうか…?
正直怖い…いなくなりたくない…円華達と成人を迎えたい…
でも…それは…無理なことだ。
後数ヶ月しか円華と過ごせない。それなら一生分…俺の一生をかけて円華につくす。
俺は、まだ中1だからなにもできない、だから円華…俺は、あと少しで君と別れる事になるだろう。
君の前から姿を消す。
それまで一緒に生きてくれ…
「ははっ…しぬのって怖いな…」
俺は、そんなことを考えながら今日も生きている。
『ギィーッ』重い扉が開く。
今日の空は、馬鹿みたいに青かった。
俺は、今日を忘れない。俺の最初で最後の告白記念日。俺の…一生の思い出…
「みんな!飯くおうぜ!」
「志季~おせぇよ」
俺の最後まで円華達といれたらいいな…
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