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~円華~
「もう問題起こすなよ馬鹿が」
「ごめんなさい。」
私は、木野円華雷凰の総長だ。今日から新しい学校に通う。
『中に入って自己紹介をしてください』
「はい‥木野円華です」
その時君と出会った。
「木野ちゃん!俺、夏加志季!志季ってよんでね」
木野ちゃん?ふざけないで。私に関わんないでほしい。
「よろしく夏加くん」
それにしてもこのクラスは、うるさい。やってらんないわよ。
なんで頼んでないのに自己紹介するわけ?
よくわかんない。
でも実は、嬉しかった。私は、中1の癖に総長だからみんな引くしいつも1人だし。だからもう悲しくないように最初から誰にも関わらない近づかない。自分だけの殻に閉じこもる。
1人は、寂しい…だけどみんなが後々離れるよりましだ。
だから今言った言葉は、本心だったりする。
「みんなよろしく」
どうか私が総長でも引かないで…
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