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「別にお前には関係ないだろ」
俺は耳に嵌められていた緑色の
音楽プレイヤー用のイヤホンを
外して、馴れ馴れしく話し掛けて
来るコイツを鬱陶しそうな目で
見つめる。
するとその自分を邪魔者扱い
する目が気に食わなかったので
あろう珍しい色をした眼を細め
、俺を不満そうな仏頂面で見つ
めてくる。
「なんでだよ。
いいじゃねえか
幼馴染みなんだから。」
ああそうだコイツと俺は
幼馴染み。
俺は嫌に耳に残る声を無視して
屋上を出て行った
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