姫と月夜

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玲「もしかして…テリチェット…?」 そう呟くとその人は足を治しながら目だけ俺の方を向いた。 玲「いや…その…」 ?「別にいい…確かに俺はテリチェットだ…。……治ったぞ」 やっぱり…。でも気になる事がある。 玲「あ、ありがとう…。でもテリチェットって普通パートナーと一緒に行動するんじゃ…?」 ?「それは後で話そう。とりあえずここから離れる」 そう言って俺を立たせてくれた。 玲「どこ行くん…ですか…?」 ?「君の家さ。案内してくれるかい?」 一人で帰れるって言ったがまだ危ないって言われ、一緒に帰る事になった。 ガチャ 玲「どうぞ」 ?「…失礼する」 家についたので上がってもらった。説明してくれるみたいだし、さっきのお礼も兼ねてね。 玲「あ…、まだ名前言ってなかったですね。俺は…」 ?「カンザキレイ…だろう?」 玲「…え?」 どうしてこの人が俺の名前を知ってるんだ? ?「どうして俺が君の名前を知っているか…、それも兼ねて色々説明してやる。」 .
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