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「あ、あの神崎君、良かったお弁当もらってくれないかな…///」
午前の授業が終わって昼休みに入ってすぐ俺の席の周りに三人の女子がやってきて弁当を出してきた。いつもじゃないけど他の女子生徒も時々やって来る。
玲「あー…、遠慮しておくよ。ごめんね。でもありがとう」
「う、うん///こっちこそごめんなさい///」
俺が(微笑みながら)そう言うとその子達は顔を赤くして自分の席に戻って行った。
玲「ふぅ…」
慶「やっぱりモテモテだね、姫は」
玲「モテモテじゃない…。しかも姫じゃねぇって…」
俺の前に座っている慶太が後ろを振り返ってそう言ってきた。いつものように返すと慶太はアハハッと笑った。
ライ「慶太。はい、お弁当だよ」
慶「ありがとう。そういえば玲はどうするの?」
昼休みになりライが慶太の弁当を出した。いつも購買で買ったりしている俺が動かない事を不思議に思ったのか慶太が聞いてきた。
玲「ん?今日は弁当があるから」
慶「へー、珍しいね」
慶太がそう言っている間に弁当をだし開けてみると、とても彩りも良く美味しそうだ。
それから慶太に美味しそうだねって言われ、雑談しながら昼食を取った。
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