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急いで家を出たお陰でいつも通り学校に着く事ができた。
俺の名前は神崎玲(カンザキレイ)。今年から高校に通っている。
高校が実家から遠く、今は一人暮らしをしてる。
教室に向かおうと廊下を歩いていると…。
?「れーいー、おはよー!」
ガバッ
玲「うわっ!」
後ろから抱きつかれた。
?「慶太、神崎さんが困ってるよ?」
抱きついてきたのは安藤慶太(アンドウケイタ)。高校に入ってできた友達だ。もう一人は慶太のテリチェットのライトニング(慶太はライって呼んでる)。
テリチェットとは、一人に一体つくパートナー。分かりやすく言うと執事みたいなもんだ。テリチェットは主人を危険から、またこの世界に住み着く悪魔などから守る役割がある。
慶「悪い悪い」
ライ「神崎さん、大丈夫ですか?」
玲「うん;大丈夫だよ」
ライは心配してくれてるけど…慶太は悪いと思ってないな。
玲「絶対悪いと思ってないだろ、慶太」
慶「さっすが我らが姫~」
玲「誰が姫だ」
俺はよく顔が女っぽいて言われて学校では姫って(不本意ながら)呼ばれる。ここは共学だから普通に綺麗な女子もいるのにその女子にまでだ。
ライ「2人共、遅れますよ」
ライに言われ俺達は教室に向かった。
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