姫と日常

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時間は過ぎて今は午後。俺は屋上にいる。 午後は生徒とテリチェットとのパートナー性を高める授業が中心で俺は出ない。いや、出る事が出来ない。 玲「はぁー…。なんで俺にはテリチェットがいないのかな…」 全ての人は生まれてすぐテリチェットと契約して一生を共にする。しかし俺にはテリチェットがついていない。 相性が悪かったりすると契約出来ない事もあるらしいが俺はどんなテリチェットも受け付けなかったらしい。 だから俺は午後の授業に出ないで好きな事をしてる。 そう言う理由では俺はこの世界で普通の人間ではない。 玲「……暇だな」 これもいつもの事。グランドに出ている多くの生徒とテリチェットを見ながらぼーっとしていた。 ?『もうすぐだな…』 俺の日常がもうすぐ壊れるとは知らずに。 .
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