姫と月夜

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?「死にたくなければ伏せていろ」 声をした方を見ると人影が見えた。 手に魔力が集まっているのが見えたので急いで伏せた。 ドオン!! 大きな音の後、後ろを見ると俺を追ってきたものは跡形もなくなっていた。 ?「大丈夫か?」 唖然としていると魔物を倒してくれた人が声を話し掛けてきた。 うわぁ…、声聞いて男って分かったけど背高いし格好いいなぁ…。 ?「どうした?」 玲「あ、あぁ…。大丈夫だ」 ?「立てるか?手を貸すぞ?」 玲「ありがとう…。……っ」 手を貸してもらって立とうとしたら掴まれてた足が痛んだ。 ?「怪我をしたか…」 玲「これぐらい…大丈夫だよ」 ホントは痛いけどあんまり迷惑かけると悪いと思ったから大丈夫と言った。 ?「…見せてみろ」 そう言われ地面に座らされた。そしてその人がズボンの裾を上げるとそこは赤くなっていた。 ?「ちょっと待て…。治してやる…」 そう言って俺の足に手をかざした。すると明るい光が足に当たり痛みが引いていった。 .
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