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尸魂界
十三番隊舎
病弱な体質の浮竹が床に伏せていると聞き
見舞いを兼ねて護廷通信を持って来た
十番隊隊長冬獅郎と
八番隊隊長京楽の二人がやって来た。
(冬獅郎)
「大丈夫か、浮竹」
(浮竹)
「ゴホッ!ゴホッ!
日番谷隊長…
わざわざ君まで見舞いに来てくれたのかい」
(京楽)
「寝てなよ
体に障るぞ、浮竹」
(浮竹)
「何を言っている
せっかく来てくれたんだ
お茶ぐらい出すさ」
布団から起き上がろうとする浮竹を止め
再度、床に伏せるように言い聞かせた。
(冬獅郎)
「別に構わなくていいぜ
見舞いを兼ねてこれを渡しに来ただけだからな」
護廷通信を浮竹の枕元に置き
冬獅郎は、立ち上がり部屋を出て行こうとしていた。
(京楽)
「何だい?
もう帰るのかい
つれないねえ」
(冬獅郎)
「俺も忙しいんだ」
襖を閉め、部屋を出て行き
十番隊舎に帰って行った。
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