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冬獅郎が出て行った後
二人になった京楽は、話しを切り出してきた。
(京楽)
「最近、凄い子が真央霊術院に入ったって噂が広まっているんだよ」
(浮竹)
「凄い子?」
(京楽)
「ああ
周囲からは日番谷隊長以来の天童なんて話しも出ていてね
わずか半年で、全てのカリキュラムを終わらせたらしいんだ」
(浮竹)
「半年?
そんな早く終わらせる事なんて…」
(京楽)
「まあ、確かな情報としたら
各隊からの誘いが、その子に集中しているって事だ
僕もその一人だけどね」
(浮竹)
「お前もか
ハハハハハ…ゴホッ!ゴホッ!
そんな凄い子なら、うちの隊にも欲しいものだ」
(京楽)
「そう言うだろうと思って
既にお前の名も入れてあるよ」
(浮竹)
「相変わらず手際がいいな、京楽」
水の揺らぐ音、水を揺らぐ風の音
全てが平和を喜ぶ声に聞こえていた。
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