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「それはそうと、蝋燭の絵付の件はどう?」
「来月、会津の絵蝋燭の工房に少し習いに行く予定です。
色蝋燭をカーブしてからそれに絵付ってのが、いまいちピンと来ないですけど...」
「需要とかじゃないからね。
あくまで趣味としての領域だから、無駄で良いの」
「そう言うとこだけは、何を考えてるのか...」
「それが、かすみがかすみたる所以だから、いいのいいの。
さぁ、今日も一日頑張りますよ。
所領を拡げて、早く八丈に出城を作れる位にならなきゃね」
.........
「何で日常会話でほのぼのに成っちゃってるのよ!
私は...
私は...
ヴ~っ...」
「何を焦ってるんですか?」
「これよ、これ。
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益々、私の出番が少なくなるじゃない!」
「あらま、いつの間に表紙にリンクなんて...
でも、また完結まで何年も掛かるんですよね?」
「よね。
まぁ、読者の方には気長にお付き合い頂くしかないわ」
「みなさん、懲りずにお付き合い下さいね」
「かすみさんは元気だぞぉ!」
「ではでは、御機嫌よう。
現場の飯塚栞が、お送りしました」
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