序章

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「けどさ…いい加減…、答えをださにゃなるまい?」 この…お節介 今日はやけに絡むな。 …そんな事、言われなくても解ってるさ。 「ププッ!にゃなるまいって、 タケちゃん、何時の時代だよ」 「茶化すな!岡崎! つーか、タケちゃんて言うな…」 「ククッ」 「笑うな!谷口」 「宏介、康平、K.Kコンビ いいねぇ~」 「えっ?カイちゃん? 何、僕は部外者~的発言してんのかなぁ? スリーケイじゃ…」 「カイちゃん言うな!」 康平の尻に軽く回し蹴りをする。 「つーか、スリーケイなんて思い出さすな!」 岳宮の足も康平の尻に飛んだ。 「ぼーりょくはんたーい! てか二人とも沸点低す… うっそん、あの娘たち可愛いじゃん!」 前にのめりながらも、嬉々とする康平に、 「「はぁぁ~」」 溜息の二人…。 「お前の目は、どんだけ望遠できんだ?」 「行って来い!僕のお嫁さんになって、て、口説いて来い!」 「カイちゃんのイケズぅ! おらの目はスーパー望遠鏡なのだ」 手で丸を作り前後させる康平に、 さっきより、少し強めの回し蹴りを尻にきめた。
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