omoibito

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「心配しているんだ」 こうでも言わなきゃ 君に会う口実が見つからない 「もう平気」と 強めに言われ 結局会えなくなるんだ 毎日 浮かんでくる顔が 素敵さ どんな人よりも 重いかな? それでもいいよ 僕の眼は君しか追わないんだ 片時も 忘れたことはないさ 目が覚めれば 夢を見れば 好きなんだと 思うしかないよ 告げたい 想い 君に 仕事なんて してられない キーボードが君の名を打つ 無意識 操られている 運命の神様に 毎日 浮かんでくる顔が 見たいな いつも隣に 想い人 必ず君なんだ 僕の手は車のキーを握った 片時も 忘れたことはないさ 初雪の美しさ 桜の可愛らしさ そのどれよりも 輝いているよ 遂げたい 言葉を 君へ伝えに 同じ世界にいるはずなのに 近づける距離なのに 君が見えないのは 錯覚か 視力低下か どうせなら全部見えなくなって 僕自身も分からなくなりたいよ 片時も 忘れたことはないさ 満たされない夜も 吐き出したい声を 君に受け止めて欲しいのに 想い人 君以外に見つからないよ 君じゃなかったら 誰だっていうのさ? もう探す自信なんてないよ 君を見つけてしまったんだから
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