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ねぇ、今度の日曜会おうよ
俺がそっちまで行くからさ
なんか、顔は見たことあるけど
やっぱり会ってみたいじゃん
そんな事を言われて、とくに断る理由もなかったから会うことにした。
待ち合わせ場所に行くバスの中でもずっと彼との思い出を沢山思い出した。
こんなに沢山あるのか…なんて笑ったりもした。
《彼氏》は車で来ていた。自慢をしていたようだがあまり聞いていなかった。
だけど彼のことを早く忘れるために熱心に聞いているふりをした。相槌をうち、質問をした。
しばらくすると《彼氏》はあたしをホテルへ誘ってきた。初めてじゃなかったけど、あたしは困惑したフリをした。
でも、もう本当はどうでもよかった。
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