紅い館

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鏡哉「…さっきの場所だ、確かポケットにカードがあるって言ってたな」 ポケットには白紙のスペルカードとメモが入っていた 鏡哉「『これがスペルカード、これで攻撃されても死ぬことはないよ。発動するには『~~符、~~~』って発言しないと発動しないよ。『符』は別の言葉でもいいよ。例えば『結界』とかでも大丈夫。霊力は体に込めて身体能力をあげたり、固めて攻撃にも使えるから自分で応用して。能力も使い方次第で勝てる確率も上がるよ。『うつす程度の能力』だからね。後コツさえつかめば空も飛べるようになるから。それから人喰い妖怪もいるから気をつけてねー』」 カードをポケットにしまって歩きだそうとすると声がかかった ?「ねぇ、おにーさんは食べてもいい人類?」 そこには黒い服を着た少女がいた 鏡哉「君は誰だい?つーか食べるって…」 ルーミア「私はルーミアだよー。おにーさんは食べてもいい人類だよね。いただきまーす」 鏡哉「わっ!」 ズン ルーミアの手が軽く木を突き破る ルーミア「あれー、かわされたー?」 鏡哉「なるほど、人喰い妖怪か。早速スペルカードと能力を使ってみるか」 ルーミア「『夜符、ナイトバード』」 弾幕が鏡哉に向かう 鏡哉「『うつす程度の能力』」 手をかざすと同じ弾幕が放たれ、相殺した 鏡哉「鏡に縁があるのかな、同じ段幕だ。次はスペルだな」 ポケットからカードとナイフを出す 鏡哉「『鏡符、合わせ鏡の戯れ』」 左右に鏡が現れ、ナイフを合わせ鏡に写すと鏡から大量のナイフが飛び出した ルーミア「わー、おにーさんすごーい」 といってすべてかわすとレーザーを撃ってきた 鏡哉「うおっと!『鏡符、残酷な合わせ鏡』」 ルーミア目の前に鏡が現れた ルーミア「邪魔ー」 ルーミアが鏡にレーザーを撃つと鏡に吸い込まれ、ルーミアの後ろに配置された鏡からレーザーが出てきた ルーミア「わー!」 ピチューン 鏡哉「なんとか倒したか。お、あそこに館が見える。行ってみっか」 少年移動中…
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