168人が本棚に入れています
本棚に追加
鏡哉「…さっきの場所だ、確かポケットにカードがあるって言ってたな」
ポケットには白紙のスペルカードとメモが入っていた
鏡哉「『これがスペルカード、これで攻撃されても死ぬことはないよ。発動するには『~~符、~~~』って発言しないと発動しないよ。『符』は別の言葉でもいいよ。例えば『結界』とかでも大丈夫。霊力は体に込めて身体能力をあげたり、固めて攻撃にも使えるから自分で応用して。能力も使い方次第で勝てる確率も上がるよ。『うつす程度の能力』だからね。後コツさえつかめば空も飛べるようになるから。それから人喰い妖怪もいるから気をつけてねー』」
カードをポケットにしまって歩きだそうとすると声がかかった
?「ねぇ、おにーさんは食べてもいい人類?」
そこには黒い服を着た少女がいた
鏡哉「君は誰だい?つーか食べるって…」
ルーミア「私はルーミアだよー。おにーさんは食べてもいい人類だよね。いただきまーす」
鏡哉「わっ!」
ズン
ルーミアの手が軽く木を突き破る
ルーミア「あれー、かわされたー?」
鏡哉「なるほど、人喰い妖怪か。早速スペルカードと能力を使ってみるか」
ルーミア「『夜符、ナイトバード』」
弾幕が鏡哉に向かう
鏡哉「『うつす程度の能力』」
手をかざすと同じ弾幕が放たれ、相殺した
鏡哉「鏡に縁があるのかな、同じ段幕だ。次はスペルだな」
ポケットからカードとナイフを出す
鏡哉「『鏡符、合わせ鏡の戯れ』」
左右に鏡が現れ、ナイフを合わせ鏡に写すと鏡から大量のナイフが飛び出した
ルーミア「わー、おにーさんすごーい」
といってすべてかわすとレーザーを撃ってきた
鏡哉「うおっと!『鏡符、残酷な合わせ鏡』」
ルーミア目の前に鏡が現れた
ルーミア「邪魔ー」
ルーミアが鏡にレーザーを撃つと鏡に吸い込まれ、ルーミアの後ろに配置された鏡からレーザーが出てきた
ルーミア「わー!」
ピチューン
鏡哉「なんとか倒したか。お、あそこに館が見える。行ってみっか」
少年移動中…
最初のコメントを投稿しよう!