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西暦2013年 08月12日
「夏休みの修学旅行ってのも、意外と悪くねぇな。すげー、楽しみだな!なぁ、茂!?着くまで暇じゃねぇ!?トランプで遊ぼうぜ」
男子生徒が、バス車内で暇そうにしながら会話しあっていた。
「おぅ!いいね、やろうぜ」
そこに、女子生徒が話し掛ける。
「ねぇ、幸希!?うちらも、混ぜてよ」
男子生徒は、話し掛けてきた女子生徒に返答する。
「いいぜ!多い方が楽しめるからな。」
暫くして楽しんで遊んでいる彼らを、突然の睡魔が襲い全員が眠りに着く。
男子生徒が目を覚まし、辺りを見渡して状況がわからず首に違和感を感じ手を触れた瞬間に、首輪が付いているのに気付く。
「ん、ん~!何処だよ、ここは!?……何だ、この首輪!外れねぇじゃねぇか……おぃ、香奈!?チッ……香奈にも首輪が」
男子生徒に起こされ、香奈と呼ばれた女子生徒が目を覚まし彼女も首輪に気付く。
「こ……幸希!?どうしたの!?……何なのよ、これは」
そして、全生徒が目を覚まし始め一斉に異変に気付く。
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