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「……💤」
今、一人の少女がうたた寝をしている。
この物語の主人公であり、新選組を敬愛する、高校一年の冷泉灰音(れいぜん はいね)だ。
いつも眠そうでボ~ッとしている。
そして今日も眠そうだ。
コソコソ
「ちょっと灰音~、今授業中だよ?」
灰「……💤」
彼女は灰音の親友であり、幼なじみの水津梨麻(すいつ りま)である。
少々天然が入っているが……良い子だ。
まぁそれはさて置き、梨麻に声を掛けられても一向に反応が無い灰音。
そして…灰音は後五分ほどで授業が終わろうかという時にやっと目を覚ました。
でも、まだ眠いのか目をしきりに擦っている。
キーンコーンカーンコーン⤵
キーンコーンカーンコーン⤵
それから五分が経ち、授業の終わりを告げるチャイムがなった。
梨「あ、やっと起きたの?じゃあ、早く帰ろっか(ニコリ)」
梨麻がそう言って笑顔を向けると、灰音はコクリと頷いた。
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