37人が本棚に入れています
本棚に追加
僕の名前は辰明。最近、転校したばかりで、学校でもそんなに目立たない存在
でも、そんな僕にも親友と呼べる5人の友達がいた
関西出身のやんちゃな
『啓介』
いつも無口な
『彰』
面倒見のいい
『遥』
気が強いが怖がりの
『麻奈美』
めんどくさがり屋の
『麻衣』
この5人だ。僕は、ある日こんな都市伝説を耳にした。最近学校では心霊スポット巡りが流行っていた
だから色々な都市伝説を皆、調べてくる。その都市伝説の中に、今から62年前ある怪奇事件が起きて、村人が誰一人も居なくなったという話があった
その事件は、未だに誰も解明することが出来ず、その村は、呪いの村と呼ばれていた
僕は、この話を聞いて、興味を持ち調べてみたいと思った。そこで一人で行くのは怖いので、啓介達に相談する事にした
「啓介君。実は相談があるんだ」
辰明は言った
「だから、啓介でええって。なんや相談って」
背中を軽く叩き笑顔で言い返す啓介
「さっき聞いた話なんだけど、啓介君、呪いの村って知ってる?」
辰明は、問いかけた
「あ、知ってんでそれ。えっーとっ……せや、62年前に起きた怪奇事件が未だに未解決で呪いの村って呼ばれてるんやでな」
「そうなんだ。実はね、僕その村を調べに行きたいんだ!!」
目を輝かせながら言う、辰明
「ガチで!!でもおもろそうやな。行こか」
何の躊躇もなく、言う啓介
「うん。彰君や遥ちゃん達も誘う?」
辰明が言った
「そやな。行ってみようや」
そうゆうと小走りで啓介は、彰や遥のいるクラスに向かった
その後を追うように辰明も小走りで向かった
啓介が先に彰達のクラスに着いて、呪いの村の話をしていた。ほとんどが賛成していたが、麻奈美だけは、嫌がっていた
「絶対嫌。何が悲しくて、そんな所行かなきゃなんない訳」
麻奈美だけが反論してた
「麻奈美実はビビってるだけやとか?」
ニヤけながら啓介が言う
「べ、別にビビってないからね。ただ皆の意見はどうかなぁと思っただけ」
焦りながら言う麻奈美
「だから、さっきから言ってるやん。麻奈美以外賛成やって」
しつこいので、少し顔がキレてきた啓介
「まだ、彰は答えてないよ。彰はどう思う?」
何か言いたげな顔で言った
最初のコメントを投稿しよう!