君へ贈る

12/17
前へ
/17ページ
次へ
「安心する瞬間」 君に内緒で駅で待つ もちろん何時に来るかわからない もしかしたら親の車で帰ったかもしれない 駅で待っておくと言えば すぐ来るだろう でもがんばって勉強しているのに途中でやめたりしてほしくない する事してからいつも通りに駅に来てほしい だから何も言わずに待つ この電車かな?と思いながら 来る人を見ている 電車に乗らずイスに座って なかなか来ない だんだん不安になってくる もう来ないんじゃないかと あきらめて電車に乗ろうと歩く もう一度見ると君は現れた 君を見た時ホッと安心する 隣りに座る君 かわいい 横目で見ながら思う このまま時間が止まればいいのにって 君といると安心するから そんな君を今日も待つ
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加