『鋼鉄の蹴りの古次郎(こじろう)』

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楽しいのはこれからだ。 虎鉄は低い体制のまま走り出した。 「しゃらぁぁぁぁ!」 虎鉄の右の拳が飛んだ。 来た、当たったぞ!こりゃ効いただろ。 「う~ん。悪くはないよ。」 「なぬっ!?」 長身の男は、高らかと上げたふとももで、虎鉄の右ストレートを受け止めていた。 『残念でした。』 ハハッ………うそだろ? 『ねてな、高段かかと落とし』 …………死んだな 「スカッ」 !!!
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