6枚目

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『……マジ………』 増田の家には、救急車やパトカーが停まっていた 悪い予感は、的中してしまったんだ あのメールは、自殺前に送られた…遺書 丁度、家からタンカーで誰かが運ばれて来た 見なくても、解る… 『増田!!!!!!!』 俺は、タンカーに歩みより…横たわる増田に声を掛けた 横たわる身体には、無数の痣があった 痣は2種類 1つは、殴られた打痕 あと1つは… 『何だよ…、これ…』 それは、俗に情事の際に意図的に付けるキスマークで 頭がこんがらがって、直ぐには理解出来なかった 今日は、おばさんの帰りが遅いと言っていた だから、中丸と自宅で遊ぶのだと 時間的に、おばさんはまだ帰ってない なら、誰が通報した? 『急ぐから、通るよ』 救命師は、増田を救急車に運び入れた そして、車を走らせた それと同時に、家の中から中丸が現れた 『おい、中丸。増田、どうしたんだよ!何があった?オマエ、一緒にいたんだろ?』 『居たよ。急に、死ぬって言い出して…止める間もなく首を2階の窓から飛び降りたんだ』 『はっ?何でオマエが居て増田が飛び降りんだよ。俺に、メールが来たんだ。汚れたから、傍に居れないって。汚れたからって、なんだよ?』 『何だ、君にメールしていたんだね』 中丸は、ゾッとするくらいの不敵な笑みを浮かべた
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