~*§無題§*~

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店主はさらに 「おや、そうですか…」 と、少し不思議そうに呟いた。 良くわからない老人だ。 その良くわからない老人はカウンターの奥へと消えて行った。 (もうそろ出よう。) 少女はそう思い、店を出ようとした時、老人がカウンターの奥から出てきた。 その手には真っ白い本を持っていた。 「君にコレを差し上げよう。」 そう言って、老人は白い本、『無題の本』を少女に手渡した。 それがこの本との出会い。
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