現在に居たりて

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七海はいつもの時間に起きいつも通りの生活をしていつもの時間に学校に行く。 そして、いつも2人の友達……………彩乃と幹人と一緒に学校を通学している。 「ねぇねぇ、今日、また体力テストでしょ?鬼の力はどれくらいか測る。」 「あれだるいよな。マジ要らねぇって感じ。」 彩乃と幹人は今日の体力テストの話をしている。 体力テストとは、10人だけする鬼の力を測るテストの事だ。 9人は一人しか入れていないが私は色々しなくてはいけない。だからこっちがしんどいと言ってみたいよ。 『確かに。私なんか10以上のテストしなくてはいけないんだけど。』 七海は苛つき気味で言い張る。 それに気付いた二人は微笑していた。 「それよりさ。今日はテスト日和だよね?体力テストに筆記テストでしょ?だるいな~!!」 「早く家に帰りたいって感じだな。」 だるそうに言い出す二人。だがだるく無さそうなのが一人居る。 『筆記テストの方がマシだよ。体力テストはやめて欲しいわ。』 七海は思い出しただけで体力が消費する位嫌な思い出があるテストなのだ。 そんなテストの事ばかり話しているといつの間にか学校に着いていた。
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